字幕を表示するために必要なツール
ゆかりねっとコネクターNeoは、マイクで拾った音声をリアルタイムで字幕に変換し、OBSなどの配信ソフトと連動させ表示させることが出来る無料ツールです。
OBS Studio | 無料生配信ツール(最新版推奨) |
obs-websocket | OBSを遠隔操作できるプラグイン(最新版推奨) |
ゆかりねっとコネクターNeo | リアルタイムで字幕を生成してくれる無料ソフト |
『OBS Studio』『obs-websocket』に至っては、使用しているバージョンによって、片方のソフトが起動しなくなる・・・といった相性問題が発生する可能性があります。
出来るだけ『最新バージョン』を使うようにし、相性が悪い場合は『obs-websocket』のバージョンを落として使用する・・・などの解決策を取りましょう。
1.ゆかりねっとコネクターNeoをダウンロード
『ゆかりねっとコネクターNeo』をダウンロードしましょう。リアルタイムでの字幕起こし・表示時間の設定・フォントのデザインなど、細かいカスタマイズが可能です。
▲配布サイトから『ゆかりねっとコネクターNeo』をダウンロードしましょう。ひとまずは『安定版』の方を選んでみましょう。
▲ダウンロードしたファイルを解凍し、exeファイルを実行しましょう。
2.obs-websocketをダウンロード
続いて『obs-websocket』という、ゆかりねっとコネクターNeoをOBSと連携させることが出来るプラグインをダウンロードしましょう。
▲配布サイトの下部にある『Windows-Installer.exe』をクリックしましょう。
▲ダウンロードしたファイルを実行し『Next』→『Install』を選択。
▲『OBS Studio』を実行。上メニューの『ツール』の項目に『Websocket サーバー設定』が追加されていると思いますのでクリックしましょう。
▲『Websockets サーバーを有効にする』にチェックを入れましょう。サーバーポートなど、その他の項目はデフォルトで大丈夫です。
ゆかりネットの初期設定
▲あなたの話す言語を『日本語』に設定しましょう。
▲音声認識システムにて、ひとまずは『オフライン認識』にチェックを入れましょう。
OBSと連携させる
▲下の方にある『プラグイン一覧』から『OBS連携プラグイン』にチェックを入れ、設定をクリック。
▲数字を『4444』に設定(ゆかりネット側とOBS側が同じ数字ならOK)。母国語の部分に例として『字幕』と記入。最後に『OBSに接続』をクリックしましょう。
▲『OBS』を起動。ソースの部分に『テキスト』を追加しましょう。
▲『新規作成』を選択し『字幕』という名前に設定しましょう。
▲カラーなどの設定が可能ですが、ひとまずは『OK』をクリックし、保存しましょう。
▲ゆかりねっとコネクターNeoに戻ります。上部メニューの『マイクの様なアイコン』もしくは『音声認識画面』というボタンをクリックしましょう。
▲使用しているマイクを選択し『スタート』をクリック。
▲OBSにて、喋った内容が字幕となって表示されていれば成功です。
文字のカスタマイズ
▲OBSに追加した『字幕』を右クリック→プロパティを選択。文字の色・背景の色・文字の枠の色などを設定可能です。
▲『テキストの領域の範囲を指定する』+『折り返す』にチェックを入れることで、指定した横幅を字幕の文字が超えた場合、自動で改行するようになります。
▲『こんにちはこんばんはよろしくお願いします』と発言した時の例。『折り返す』にチェックを入れなかった場合、文字が途中で切れてしまいます。
▲『折り返す』にチェックを入れることで、自動で改行が行われます。改行した時のことを考えて『高さ』の数値を2行もしくは3行分に設定しておきましょう。
英訳も同時に表示する
▲『翻訳言語とエンジン』のタブを開き、一番上の部分を『翻訳したい言語』、右側を『共通翻訳サーバ』に設定しましょう。
▲後は日本語字幕を追加したときと同じ設定。プラグイン一覧から『OBS連携プラグイン』を選択。
▲『翻訳1』の部分に文字を入力。ここでは例で『英語』と入力します。
▲『OBS』を起動し、ソースの部分に『テキスト』を追加しましょう。
▲『新規作成』を選択し『英語』という名前を入力し追加すれば完了です。あとは日本語字幕の時と同じように、大きさやカラーなどの設定を行いましょう。