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【2024年版】OBSで配信しながら同時に高画質録画する方法

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配信を行いながら同時に録画する方法

OBSには『録画機能』が備わっています。このページでは、ライブ配信と同時に『高画質』で録画保存する方法と、応用したテクニックを解説したいと思います。

高画質での録画・配信を同時に行うためには、それなりのパソコンスペックが必要です。カクカクするようであれば、設定の数値を下げて試してみましょう。

切り抜きとかプレイ集などの動画を上げる時とかに便利!

録画動画の画質設定

▲OBSを起動し、左上の『ファイル』→『設定』を選択。

▲左側の『出力』→『録画』を選択。

▲種別を『標準』にし、録画設定をいじっていきましょう。

▲まずは『録画ファイルのパス』の項目から、録画ファイルの保存先を設定しましょう。わかりやすくするため、保存用のフォルダを作成しておくことをオススメします。

▲『録画フォーマット』を選択します。推奨は『mp4』ファイルです。

▲『映像エンコーダ』の項目を選択。『NVIDIA NVENC H.264』を推奨。項目に無かった場合は『x264』を選択しましょう。

NVIDIA NVENCはGPU(グラフィックボード側)で処理を行ってくれるため、CPUで処理を行うx264に比べ、動作が安定しやすいというメリットがあります。

▲その他の項目は以上の通り。特にいじる必要はないと思います。

▲続いて下にスクロールしエンコーダ設定を行います。

レート制御の項目は『CBR』を推奨。他の形式を選択してしまうと、映像の乱れや音のズレが発生してしまう可能性が高くなってしまいます。

▲ビットレートですが、最高画質を望むのであれば『12000』と入力。少し妥協するのであれば『7500』辺りを入力。カクカクするようであれば調整を行いましょう。

※配信と同時に録画を行う場合、更に倍ほどの数値でなければ画質が劣化してしまう可能性があります。もし画質に満足いかない場合は、倍の数値を入力してみましょう。

▲キーフレーム間隔ですが、ほとんどの動画投稿サイトが『2』を推奨しているため『2』と入力しましょう。

▲プリセットは『高品質~より高品質』を推奨。むやみに上げてしまうと、逆に映像が乱れてしまう可能性があるため、安定をとるのであれば『高品質』を選択しておきましょう。

▲チューニングは『高品質』を推奨。

▲マルチパスモードは『1パス』を推奨。2パスでも問題ありませんが、特に変化がなく、負担が増えてしまうだけなため『1パス』で大丈夫だと思われます。

▲あとはデフォルトで大丈夫だと思います。これにて設定は完了です。

▲デフォルトにある『録画開始』で、いつでも録画が可能になります。

配信と同時に自動で録画を行う設定

▲OBSを起動し、左上の『ファイル』→『設定』を選択。

▲『一般』→『出力』の項目にて『配信時に自動的に録画する』にチェック。これでデフォルトにある『配信開始』を押すと同時に『録画開始』も押される設定になります。

今回の設定を応用することで『2つの配信サイトで同時に放送』を行うことが可能になります。詳しい解説は下記の記事を参考にしてみて下さい!

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