VTuberになる方法
- パソコン(10~20万円)
- webカメラ(2,000~2万円)
- アバター読み込みツール(無料)
- OBSなどの配信ソフト(無料)
- ペンタブ(1万~3万円)
- お絵かきソフト(無料~2万円)
- アバター編集ツール(無料~月額2,000円)
アバターを自分でデザインする場合、難易度は結構高めです!
イラストをデザインする画力・アバターを動かすセンス・作成作業に費やせる時間…。初心者の場合、完成まで二週間以上は覚悟が必要…。なかなかハードルは高いです!
「とりあえず…何をどうしたらVtuberになれるの?」といった方のために、このページでは、準備から完成までの流れを大雑把に解説させていただくので参考にしてみて下さい!
- 顔・体のパーツごとにレイヤー分けした『PSD形式ファイル』を作る
- アバター作成ソフト『Live2D』で動き方をカスタマイズする
- 『VTube Studio』で作ったアバターとカメラを連動させる
PR.簡単にVTuberデビュー出来るアプリ
IRIAMは『スマホ一台+イラスト1枚』をアップロードするだけで簡単にVTuberデビューすることが出来る大人気アプリです!
収益化も可能で、配信を行った時間によって報酬が貰える『時間ダイヤ』という機能も最近実装されたため、一度ダウンロードして使い心地を試してみましょう!
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1.イラストを用意する
まずはアバター用のイラスト素材を作成します。ただの1枚イラストではなく『各パーツごとにレイヤー分けされたPSD形式のファイル』を用意する必要があります。
公式サイトにて『パーツ分けされたPSDファイル』のサンプルが無料公開されています。参考にしながら同じような立ち絵ファイルを作ってみましょう。
▲お絵かきソフトなどで『動かしたいパーツごとにレイヤー分けしたPSD形式ファイル』を用意します。当然、パーツの量が多ければ多いほど後々の編集作業は大変になりますが、その分ヌルヌルと自然な動きを設定することが可能になります。
▲輪郭・前髪・横髪・後ろ髪・右上まぶた・左上まぶた・右下まぶた・左下まぶた・右目玉・左目玉・鼻・上唇・下唇・口内など・・・細かくレイヤー分けします。特に顔のパーツは重要ですので、細かく設定しましょう。
▲特に目は『目玉・まつげ・横まつげ・下まつげ・白目・上まぶた・下まぶた』など細かく分ける必要があるので面倒がらずにしっかりとデザインしましょう。
▲ファイルは『PSD形式』で保存します。
Live2Dを起動し、先ほど作成したPSDファイルをドラッグ&ドロップすると、パーツごとにレイヤー分けされたデータをそのまま読み込んでくれます。Live2Dのダウンロード・インストール方法は、下記の項目にて解説しています。
2.Live2Dをダウンロードする
『Live2D』は、お絵かきソフトで作成したイラストに『瞬き・口の開け閉め・髪の揺れ』などの『動き』を設定できる編集ツールです。作成したファイルは、別のツールとWebカメラを用いることで、実際の人間の顔・体の動きと連動させることが可能になります。
従来のカクカクっとしたポリゴンのようなデザインではなく、3Dアニメのようなヌルヌルっと動く可愛らしいアバターを作成することが出来るため、大人気のソフトです!
ダウンロード
『公式サイト』へとアクセス。Live2Dの『トライアル版』もしくは『PROライセンス版』をダウンロードし、指示に従いインストール作業を行いましょう。
トライアル版の場合、ダウンロードしてから42日間『PROライセンス版の性能』で利用することが出来ます。期限が切れるとPRO版の劣化である『無料版』に切り替わります。
無料版は『編集したファイルの書き出しが出来ない』といった大きなデメリットがあります。詳しくは公式サイトの『機能比較』にてご確認ください。
3.Live2Dでアバターを作成する
Live2Dを起動し、お絵かきソフトで作成した『PSDファイル』を読み込みましょう。PSDファイルをドラッグ&ドロップすることで、上記の画像のような編集画面が表示されるので、まずはパーツごとに動きを付けていきましょう。
このページではザックリとした操作方法を紹介します!
ここで編集したイラストが、後々Webカメラなどで自身の顔を映した際、右を向いたら目玉が右に…上を向いたら顔の角度が上に…などといった感じで連動するようになります。
基本操作
▲まずは目玉を動かしてみましょう。左メニューの右目玉(パーツ作成時に自分でレイヤーに付けた名前)を選択。
▲調整メニューの『目玉X』の項目を選択。『X』は横の動き、『Y』は縦の動きの編集になります。
▲上の緑色の点のアイコン『キーの3点追加』をクリック。『目玉X』部分に緑色の点が2つ追加されたかと思われます。
右の点は右を向いてる状態の調整、左の点は左を向いている状態の調整、真ん中の点は真ん中を向いてる状態の調整です。
▲左の点を選択した状態で、目玉パーツを左に移動させてみましょう。
▲同じように、右の点を選択した状態で、目玉パーツを右に移動させてみましょう。
これで目玉の左右の動きが出来ました!基本的には『パーツを選択→2点もしくは3点キーを追加→左右・上下の動きを調整』を繰り返します。
▲続けて『目玉Y』にもキーの3点を追加し『目玉X』の左部分にあるクリップの様なアイコンをクリックしてみましょう。
▲すると、XとYのパラメータが結合されます。左上の点に合わせた時は目玉を左上…といった感じで、どの角度から見ても違和感が無くなるよう調整を行いましょう。
このような感じで、眉毛やまぶたの動きなど単純なものはそのまま調整。X・Yの項目のある目玉や顔全体の動きは結合を行い360度の調整…これを繰り返します。
出力の仕方
▲『ファイル→読み込み用ファイル書き出し→moc3ファイル書き出し』を選択。
▲これらのファイルが出力されます。
▲新しくフォルダを作成し、その中に全て移動させておきましょう。
このフォルダごとトラッキングソフトの指定フォルダに移動することで、作成したアバターを使用することが可能になります。詳しくは『こちらの記事』を参考にして下さい。
オススメの解説動画
ひとつのVTuberモデルを完成させるためには、口の開閉・まぶたの開閉・顔の360度の動き・呼吸動作・髪の毛の動き・・・など、様々な調整が必要です。
操作方法を細かく詳知りたい場合は『公式サイトのマニュアル』や、YouTubeの解説動画などを参考にしてみましょう。下記の動画は物凄くわかりすいのでオススメです!
1.基本操作
2.上下前後左右の動き
3.髪揺れ・胸揺れ(物理演算)
4.トラッキングツールを使う
Live2Dで作成したVtuberアバターを『カメラ・マイク』を使用して、配信者の動きと連動させるためのツール(トラッキングツール)が必要になります。
トラッキングツールは何個か種類が存在しますが、Live2Dで作成したアバターを動かしたい場合は、無料で使える『VTube Studio』一択だと思います。
VTube Studio
サービス名 | VTube Studio |
利用料金 | 無料 |
認識動作 | 音声・カメラ |
録画機能 | あり |
長所 | トラッキング性能が抜群 |
公式サイト | https://store.steampowered.com/app/1325860/VTube_Studio/ |
これをダウンロードしておけばOK!
パソコンソフトをダウンロード購入することが出来る『Steam』というサービスで無料販売されています。とても高性能で多くのVTuberが利用しています。
トラッキング性能が非常に高く、安いカメラであったり撮影環境が乏しい場合であっても、しっかりと顔の動きを追尾し連動してくれます。
自分で作るのが無理だと思った方
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Live2dを使ってみたが「難しい」「面倒くさい」「そもそも絵が描けない」といった理由で挫折してしまった方も多いはず…。そういった場合は『ココナラ』というスキルマーケットサイトで、クリエイターにお金を払ってデザインをしてもらうという手があります!
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VTuberデザインの相場は5万~15万円ほど。費やす時間・人気の獲得・この先何年も使うこと考えると、多少の出費がかさんででも、プロ級の腕を持っているクリエイターにハイクオリティな物を作ってもらった方が合理的だと思います。
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▲筆者が実際に購入しての体験談です。ザックリとですが、流れ的にはこんな感じです。
アバターのモデリングだけではなく、イラスト・著作権フリーのBGM・ナレーション・動画編集などの依頼も可能なため、興味がある方は是非一度試してみて下さい!
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まとめ
大流行中で競争率の高いVtuberというコンテンツですが、まだまだ需要は高く、今から新規参入してもそれなりの集客が期待できます。(筆者も新規アカウントでVtuber配信を行ったところ、数分で10数人の視聴者が付きました)
しかし、多くの方が「これは無理だ…」と途中で挫折してしまうと思われます…。
自分で作るのが難しいのであれば『ココナラ』などのマーケットサイトで確かな技術を持った方に依頼し、納得のいくアバターを作ってもらうのもありだと思います!