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【2024年版】OBS配信でマイク音声のノイズを制御する方法!

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OBSでノイズを制御する方法

コンデンサーマイクで音声を拾った際に発生する、ザーっといったホワイトノイズや、マウス・キーボードなどの打撃音は、OBS側の設定のみである程度の制御が可能です!

軽減できるノイズ
  • マウスのクリック音
  • キーボードの音
  • ザーっというノイズ
  • エアコンやファンなどの音
  • 家族などの生活音
  • 喋ったときのクチャっという音

ノイズ制御

▲『ミキサー』のタブで右クリックし『フィルタ』を選択。

▲左の黒い部分を右クリックし『追加→ノイズ制御』を選択。

▲『speex』『RNNoise』の2つ、使用しているグラフィックボードによっては『NVIDIAノイズ除去』の3つの方式があります。

方式 speex RNNoise NVIDIA
性能 普通 高性能 高性能
CPU負担 普通 高負担 低負担

▲理想はNVIDIAノイズ除去。CPUに負担をかけず、グラフィックボードで処理を行なってくれるため快適、尚且つ高性能なのでオススメです。

使用するためには『NVIDIAのGeforce RTX シリーズ』を搭載していないといけません。現状RTXシリーズは最低でも4万円ほどするので余裕のある方は導入してみましょう。

RTXグラフィックボード

NVIDIAノイズ除去が無い場合はRNNoise推奨です。環境音やキーボード音などのノイズを自動的にAIが感知し除去してくれます。パソコンスペックに不安がある、もしくは極端にカクつくようであれば『speex』を選択し様子を見ましょう。

ノイズゲート

▲『ミキサー』のタブで右クリックし『フィルタ』を選択。

▲左の黒い部分を右クリックし『追加→ノイズ制御』を選択。

▲閉鎖閾値・開放閾値の数値を変更することでノイズの軽減を期待できます。言うなれば『この大きさの音から録音する』『この大きさ以下になったら録音をやめる』といった設定が可能になります。

理想としては閉鎖閾値の数値-5db=開放閾値です。基本的には初期設定のままで問題ないと思いますが、違和感があるようなら微調整を行ってみましょう。

その他ノイズを減らす方法

  • PC本体の近くにマイクを置かない
  • ポップガードなどを装着する
  • ダイナミックマイクを使う
マイクに一工夫加える…もしくはマイク自体を買い替えることでノイズを無くせる!

パソコン本体の近くにマイクを置かない

ファンの音は勿論、電子機器の近くに置いておくと相性問題でノイズを発生させてしまう可能性があります。マイクを置く場所には気を付けましょう。

▲『ブー…』というノイズは机の振動によって発生している可能性があります。マイクアームを用いることで抑えることが可能なためオススメです。

ポップガードを装着する

ポップガードを装着することで、吐息・破裂音は勿論、環境音などの日常的なノイズを抑えてくれる可能性があります。

▲定番のポップガードです。大体1,000~2,000円ほどで購入できます。

ノイズの少ないマイクを使う

コンデンサーマイクの場合、どうしても周囲の環境音を過剰に拾ってしまいがちなので、限りなくノイズを減らしたいのであればダイナミックマイクがオススメです。

ダイナミックマイクの特徴
  • ノイズの少ないクリアな音質
  • 環境音をほとんど拾わない
  • 口元周辺だけの音を拾ってくれる

デメリットは、マイクから離れた位置で喋ると極端に拾う音が小さくなってしまうことです。逆を言うと、マイクから離れた位置で発生した音はほとんど拾わない為、環境音やサーっとしたノイズが発生しずらくクリアな音質を配信することが可能です!

▲ダイナミックマイクは『オーディオインターフェイス』という数万円する機材を経由することで、音質を向上させることが可能ですが、それなりの費用がかかってしまいます。

そこでオススメなのがSHUREのMV7!

こちらはダイナミックマイクでありながらUSB・XLRどちらの接続にも対応。音量・音質を調整する機能がバツグンに優秀で、ノイズを限りなくゼロにすることが可能です!

主な機能
  • 音の拾える範囲を通常より広くする
  • 高音・低音を強調させる
  • 音割れしないように制御する
  • パソコン側で音の品質を設定できる

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